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虹里村で中学生がダンプにはねられ死亡
ダム工事に伴う工事車両が頻繁に往来する道路で
1997年5月29日 18:04 社会部・地方
29日午前、神奈川県北部に位置する八頭(やがしろ)市、虹里村で村立中学校に通う中学生1人が
大型ダンプカーにはねられ、死亡する事故があった。
警察によると、死亡したのは虹里村立中学校3年の生徒、暮乃みことさん(15)。
事故現場は建設が進められているダムへと通じる道路沿いで、村内の小中学生の通学路だった。
この道路は道幅が狭く、ダム工事の開始以降、資材を運ぶ工事車両の通行が日常的に増えていたという。
住民の間では以前から
「車の往来が多く危険だ」
「子どもを安心して歩かせられない」
といった声が上がっていた。
事故当時、生徒は道路を横断中だったとみられ、何らかの理由で転倒、
その直後に後続の大型ダンプカーに巻き込まれた可能性があるという。
生徒はすぐに病院へ搬送されたが、全身を強く打っており間もなく死亡が確認された。
警察は現場の状況や当時の交通環境を詳しく調べるとともに、
運転手から事情を聴くなどして事故の詳しい経緯を調査している。
この事故を受け、ダム工事は一時中断された。
村内からは、
「工事が始まってから、道の危険性はずっと指摘されていた」
「だからダム建設には反対してきた」
といった声が相次いでいる。
事故現場周辺には、深い沈痛な空気が漂っている。
※本記事は過去に掲載された記事のアーカイブです。
内容は掲載当時のものです。
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