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虹ヶ瀬ダムが完成 水資源確保へ期待
2001年3月29日 11:12 社会部・地方
県北部で建設が進められてきた虹ヶ瀬ダムが完成し、
28日、現地で完成記念式典が開かれた。
式典には県や施工関係者らが出席し、関係者によるテープカットや記念撮影が行われ、
長年にわたる事業の節目を祝った。
虹ヶ瀬ダムは、治水対策および農業・生活用水の安定供給を目的として計画されたもので、
県内でも有数の規模を誇る多目的ダムとなる。
県の担当者は「地域の安全と暮らしを支える重要なインフラとして期待したい」と述べた。
建設をめぐっては、計画段階から住民の間で賛否が分かれ、
工事期間中には周辺地域で抗議活動や安全対策を巡る指摘が相次いだ。
県はこれまで「必要な対応は講じてきた」としており、
完成をもって事業は一区切りを迎えた形となる。
一方、ダムの完成に伴い、かつて現地一帯にあった虹里村は水没区域となり、
集落や田畑、旧来の道などはすでに地図上から姿を消している。
県によると、区域内の住民については計画に基づき順次移転が進められたとしている。
式典が行われた堤体上からは、満水に近づいた貯水池が広がり、
関係者からは
「ようやくここまで来た」
「長かった」
といった声も聞かれた。
なお、県はダム周辺の安全管理について
「工事完了後も継続して点検・監視を行っていく」
としており、
供用開始後の運用体制については今後改めて説明する予定だ。
※本記事は過去に掲載された記事のアーカイブです。
内容は掲載当時のものです。
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